さぬきのムムム 自然栽培農場 | 基本憲章

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さぬきムムム自然栽培農場では以下の栽培基本憲章(暫定)に定めた自然農法を行います。

1.完全無農薬
有機栽培で認められている農薬を含め、一切の農薬を使用しません。

2.完全無化学肥料
化学肥料は一切使用しません。

3.身土不二
出来るだけ、その地域に育ち、その地域で得られるものだけを使って栽培します。これはその地域にはその気候風土に合ったものが育ち、それをもとに再生産するのがもっとも理にかなっているという「身土不二」の考え方に沿ったものです。
また、輸入資材に依存しないため、本当の意味で自給体制を確立することができます。

4.無動物性肥料
畜糞、鶏糞、魚粉等動物性の原料を含んだ肥料は一切使用しません。動物由来のものには、抗生物質等の薬品類が蓄積されている可能性があるほか、窒素過多になりがちです。窒素過多になると、害虫が集まりやすいなどの問題が生じると言われています。

5.肥料はこの地域で取れた植物性のものに限定
肥料は堆肥を使用します。堆肥は繊維質の多い草、藁、小枝等を長期間(最低1年間)発酵させて作ります。これに燻炭を配合します。原料となる草、藁、小枝等は極力この地域でとれたものを使います。これはその土地に最も合った細菌類を繁殖させるためです。
このほか、初年度に限り、土壌改良剤としてぼかし肥を使用します。ぼかし肥とは生と発酵した堆肥の中間の肥料で、米ぬか、ふすま(小麦のぬか)油粕等から作ります。当農場では、米ぬか、ふすまを使用し、油粕はその原料となる大豆が遺伝子組み換えのものが多いため、使用しません。原料となる米ぬか、ふすまは原則として、この地域で採れたものを使用します。当初は当農場以外で栽培された米や麦を原料とせざるを得ませんが、できるだけ早い機会にすべて当農場産のものに切り替えます。

6.自家培養したEM菌の活用
堆肥、ぼかし肥を作る時にEM菌を活用します。この目的は、有用な細菌類の助けを借りて、効率的に発酵させるためですが、EM菌をそのまま使用するのではなく、必ず自家培養して使用します。EM菌自体はこの地域で採れたものではないため、身土不二の考えに背きますが、これを自家培養することにより、この土地に適した細菌類に変わると考えます。ぼかし肥は、あくまで土壌改良剤として位置づけ、原則として初年度に限り使用します。
EM菌はこのほか、雑草、竹酢、木酢、糖蜜(砂糖製造時に出る残液)と配合して、葉面散布にも使います。この目的は葉の色が悪いときの窒素分の補充です。

7.種は自家採取を理想とします。
種は自家採取した、遺伝子操作をしていないものを理想とします。しかし、こうした固有種を商業的に手に入れることは我が国では非常に困難と言わざるをえません。最大限の努力にもかかわらず、多くの場合F1種を使わざるをえないのが現状です。その場合でも、できれば国産の自然栽培された種を使います。このような状況を踏まえ、どのような種を使っているかをすべての作物について明示します。
なお、F1種とはFirst Filial Generation の略で、FilialのFとFirstの1を組み合わせたもので、2つの違う品種を掛け合わせて作った雑種の1代目のことです。これからは種を取ることはできません。すなわち一代限りのものです。反対に、自家採取の種は、幾世代も繰り返し種を得ることにより、その土地に最も適したものになると私たちは考えています。

8.旬の重視
作物ごとにもっとも適した季節すなわち「旬」にのみ栽培します。旬の植え付け時期とは「その時植えつければ、種が取れる」時期のことです。したがってハウスでは本来の「旬」以外でも植え付けが可能ですが、ハウスものにはその旨表示します。

9.育土優先
無理して結果を急ぐのではなく、まず土を作ることを優先します。

10.竹酢、木酢は自家製とし、安全に使用
竹酢、木酢は自然物ですが、いかに自然物といえども、適正な使い方をしないと危険です。竹酢、木酢は最低3か月以上熟成した自家製のものの上澄みだけを500~1000倍以上に薄めて使います。目的は作物に元気を与えることと、臭いにより害虫を寄せ付けないことです。害虫を殺すことを目的に濃度の濃いものを使うことはありません。なお、木酢の原料は燻炭(もみ殻を炭にしたもの)を作る過程で出てきたもののみを使い、建築廃材等は使いません。

11.情報公開
以上を担保するため、毎日農作業の内容を記録した農作業日誌をWEB上に公開します。また、作業状況がいつでも見られるよう、農地にカメラを設置し、第三者がいつでもネット経由で見られるようにします。

12.自然農法の普及促進
情報公開により、自然農法の普及に努めます。得られたノウハウはすべて公開します。

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農家のピューレ